日本古来の自然の摂理に沿った暮らしや食事こそが、最高の健康法と言われています。
東洋医学では、人間の身体は「小自然(小宇宙)」とも呼ばれ、自然界の秩序や変化は、そのまま私たちの身体にも影響を与えると考えられています。
二十四節気と7月の過ごし方

小暑(7月7日頃)
梅雨が明け、本格的な暑さが始まる頃。
大暑(7月23日頃)
一年の中で最も暑さが厳しくなる時期。
この頃になると、太陽・地球・月の動きや潮の満ち引きなど、自然界のエネルギーも大きく切り替わり、私たちの身体もようやく「夏仕様」へと移行していきます。
夏の土用と胃腸ケア
夏の土用の時期は、東洋医学でいう「脾(ひ)」が弱りやすい季節です。
脾は消化吸収を担う胃腸の働きと深く関わっており、冷えや湿気が苦手な臓です。
暑い日が続くと、つい冷たい飲み物や食べ物が増えがちですが、胃腸を冷やしすぎると疲れやだるさにつながることもあります。
そんな時は、温かいお茶や常温の飲み物を取り入れることで、身体がスッキリと整いやすくなります。
また、夏の土用は血を補う「補血(ほけつ)」も大切な時期。
鰻をはじめ、栄養価の高い食材を取り入れながら、夏を元気に乗り切る身体づくりを心がけましょう。
冷房による冷えにも注意

夏は室内外の温度差が大きくなります。
特に首の後ろは冷えやすく、自律神経とも深い関わりがある場所です。
冷房の効いた室内では、ストールや羽織りなどを活用し、首元を冷やしすぎないよう意識してみてください。
7月の旬の食材

冬瓜(とうがん)
利尿作用があり、むくみの改善や体内の余分な熱を冷ます働きが期待できます。
トマト
赤い色素成分であるリコピンには強い抗酸化作用があり、健康維持や美容のサポートに役立ちます。
枝豆
大豆が成熟する前に収穫されたもの。たんぱく質やビタミン、ミネラルを含み、夏の栄養補給にもおすすめです。
自然のリズムに寄り添いながら、無理なく身体を整えていきましょう。
暑さが本格化する7月も、皆さまが健やかに過ごせますように🌿

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